2015年2月17日 星期二

[音]娘カノン


詞曲:友川カズキ

「娘カノン」

雨を飽くなく ほをばる
グミの枝を 目を細めて
見ている
娘のカノンは どこから来て
どこぞへと 去ってゆく
粘土の兎が
兎でも粘土でもなくなるせつな
娘から私が ほどけてゆき
ゆっくりとむべからぬサマとなる
カノン カノン カノン

ウブ鳥のように体をふるわせ
コスモスを突き抜け コスモスを突き抜けて
鬼に会う
ああそれは泥のように崩れた私と
私のトモダチ
朝まだき
今さら恥入る 日々でもあるものか
乗りかかった船なら その先が
果てだろうが何だろうだ知るものか
カノン カノン カノン


「女兒花音」*

不嫌膩地 雨拍臉頰
茱萸枝幹 瞇縫著眼
細細看著
女兒花音從哪冒出
又消逝在何方
黏土捏成的兔
不像兔也不像黏土剎時
女兒過來替我解套
漸趨清晰不切實際
花音 花音 花音

如雛鳥身軀抖晃
穿過大波斯菊 穿過大波斯菊
與鬼相會
阿阿爛泥崩落不成人形
是我與我的朋友
天猶未明
才覺愧疚難當 每天都得如此嗎
既已誤上這艘船 那之後
有終點嗎會是什麼無從得知吧
花音 花音 花音


*友川育有四子,沒有女兒。多年後有個孫輩,剛好也取這個名字,純屬巧合