2023年5月14日 星期日

[音]春


詞曲:友川カズキ

「春」

唄に問われて ひるがえってゆく
浅はかな過ちの春ではあった

いとも簡単に諸手をあげて
押し寄せる血の主張を許したのではあった

風は夜吹け くびれて吹け
山懷に抱かれて子らは眠ったぞ

天命待つとも 急がれてある
浅はかな過ちの春ではあった

天命待つとも 急がれてある
浅はかな過ちの春ではあった


「春天」

被歌叩問 迎面翻轉
淺薄過失的春天

實在簡單雙手高舉
爆血的主張已獲准

風在夜晚 細細吹拂
群山懷抱孩子們已入睡

等待天命 心懐著急
淺薄過失的春天

等待天命 心懐著急
淺薄過失的春天

2023年5月6日 星期六

[音]耳のある風景


詞曲:友川カズキ

「耳のある風景」

四角い建物がある
四角い窓がある
ひょいと身をのりだしてみると
沢山の男たちが
朝顔のつたのように
壁に並んで咲いていた
こんにちは こんにちは
空色の耳だけが ヒュルヒュルン 伸びて
伸びすぎて 千切れてポロリと落ちた

青い風がある
馬のにおいがある
それらに いつまでも
眼玉を ひそめていると
遠くてあいまいだったものが
にわかに 色を帶びる
確かだな 確かだな
胸の肉だけが あざやかなって
あざやかに膨らんで ドロリと とけた


「耳中的風景」

四角的建築物
四角的窗戶
偶然間試著將身子探出
成群的男子
牽牛花的爬藤般
在牆上並排開著
早安 早安
就張著天藍色的耳朵 咻咻地伸展
伸展過頭 碎成千段啪嗒落下

藍色的風
馬的氣味
那些總是
藏在眼球的與
既遙遠又曖昧的
突然間 帶上了顏色
確實有哪 確實有哪
就在這胸口的肉 新鮮活跳
活跳跳地膨脹 黏糊糊地融化