2015年1月6日 星期二

[音]星を食べた話


原詩:稲垣足穂 追詩:友川カズキ

「星を食べた話」

ある晩露台に
白っぱいものが落ちていた
口へ入れると
カルシュームみたいな味がした
自分が敷石の上に起きた時
黄いろい窓が月下にカラカラ
月下にカラカラとあざ笑っていた

何だろうと考えていると
だしぬけに街上へ突き落とされた
口の中から
星のようなのものがとび出して
尾を引いて屋根のむこうへ
尾を引いて屋根のむこうへ
星はやがて見えなくなってしまった

星は確かに食べられた
自分は鉄砲にタマをこめて
真黒な空の
まんなかをねらって引き金をひいた
たちまち米国星条旗の空が
たちまち米国星条旗の空が
ヒラヒラと頭上にひるがえった


「吞星物語」

某晚在露台
白色物體掉落
鑽進了嘴裡
像鈣的味道
我從石板磚上醒來
黃色窗在月下嗄嗄
在月下嗄嗄譏笑著

心想到底是什麼
突然摔落在路上
從我的嘴裡
蹦出像星星的物體
拖著尾巴朝屋頂飛
拖著尾巴朝屋頂飛
最終不見蹤跡

的確有吞下星星
裝填砲彈的鐵砲
朝烏黑天空的中心
狙擊發射彈丸
沒多久美國星條旗
沒多久美國星條旗
翩翩地在頭上開展飛揚