[音]心優しきろくでなし
詞:加藤正人 曲:友川カズキ
「心優しきろくでなし」
博奕が骨まで染み込んだ
心優しきろくでなし
オッズと穴場の往復は
塒なくした回遊魚
パンチパーマの予想屋が
金魚のように喚いてる
どぶネズミ色の観衆が
憩うすすけた競輪場
まくれ! 今がチャンスだぞ
勤め人根性を捨てるんだよ
何を今さら賞金稼ぎの
プライドがないのかプライドがないのか
時間が溶けて音も絶え
カラダの血だけが明らかだ
怒声歓声味噌おでん
罵声嬌声鯵フライ
夢の時間が幕を引く
心優しきろくでなし
オケラ街道まっしぐら
自明自白のコンコンチキよ
一晩眠ればまたぞろに
宇宙よりも山っ気が
大きくうずくおお兄弟
鉄より熱い勝負魂
「我心溫柔的廢物」
賭博已滲骨透肉
我心溫柔的廢物
往返於賠率板與售票處
無處可棲的洄游
小捲燙髮的預測站
像大喊大叫的金魚
溝鼠色的觀眾
蓄勢的焦黑競輪場
上阿!現在是機會哪
上班族的本性丟一旁
事已至此你這賞金獵人
還會自滿嗎還會自滿嗎
時間溶解聲音滅絕
只剩血液輕快活躍
怒聲歡聲味噌黑輪
罵聲嬌聲炸竹筴魚
夢想時光拉下序幕
我心溫柔的廢物
快步在窮光蛋街道*
自闡自釋的老狐狸
又一個倒頭睡的夜晚
投機心相較於宇宙
是更大更痛心的老兄弟
比鋼鐵還炙熱的勝負魂
*競輪場出來的街道,是一個約定俗成的名字