2014年3月25日 星期二

[音]歩道橋


詞曲:友川カズキ

「歩道橋」

歩道橋の上から哀が見える
汗を拭き乍らセールスマン風の男が歩いてく
かごの中で鳥は狂い乍ら死んだ
枯れてうつむく赤いとうがらしの花

歩道橋の上から哀が見える
僕死ぬのは厭だ 僕死ぬのは厭だ僕
歌はひとつの「かご」かもしれないな


自動車ー弟、友春君への詩

吠え面をヒューヒューかくようなスピードで
空漠の中を若い自動車達が走って行った
その後を追うように文句を沢山用意して警察の自動車が走って行った
そんな事よりすべてを土に返せばいいんだと葬儀屋の自動車が走って行った
幸福を幾つも笑った数字で表し乍ら結婚式場の自動車が走って行った
四角く茶色い風景の中でリヤカーに腰掛けた老人がそれをじっと視ていた
俺は石に坐ってその老人をじっと視ていた
首に手拭いをしたまっ黒な優しい顔立ちだった
この老人と俺はいつ一緒になるのだろう
法律と人生は自動車よりももっともっとスピードが速いかのようだ
気が付いた時にはそこにはもう俺も老人も居なかった
静かに遠いエジプトの砂ぼこりが少女のように舞っていた
今思い返してみるとあの自動車を運轉していた人達は
みんな俺の青春だったような気もするし
時間ばっかりやたらとかける三流絵描きの故里だったような気もする
はっきり憶えている事は夫々画用紙の顔をしていて
首から拳銃をぶらさげていた事だ
走り乍ら拳銃を撃つのはむずかしいんだろうか
ねえ君は知ってるんだろう ねえ君こそ知ってるんだろう
走り乍ら拳銃を撃つのはむずかしいんだろうか
気の強い男の眼玉が花火のように今打ち上げられた


「天橋」

從天橋上看見哀痛
銷售員模樣的男人擦著汗走著
籠中鳥在發狂死去
枯萎下垂的紅辣椒花

從天橋上看見哀痛
我討厭死亡 我討厭死亡
或許歌本身就是一個「籠」


汽車-給弟弟友春的詩

咻咻如刀割般的速度劃在泣臉上
曠野裡年輕的汽車們正快速跑著
在後追趕的是積滿抱怨的警察車
將一切全倒返土裡才好的葬儀車
把笑幾次量化為幸福的結婚禮車
方正的褐色風景靠在兩輪拖車的老人直視著
而我坐在石頭上直視著那老人
毛巾掛脖頸一張黝黑溫柔的臉
我到底是何時跟這老人同路的
法律與人生比汽車的速度要快上非常非常多
回過神那邊已經沒有老人沒有我
遙遠靜謐的埃及沙塵如少女舞著
現在回顧那些駕駛汽車的駕駛們
大家就像是我的青春
那時淨是胡搞瞎搞三流望鄉繪畫
清楚記得邊在那各式畫紙畫上臉
脖頸邊懸掛著手槍的事
邊跑著邊發射手槍是很難的事吧
喂你知道吧 喂你才會知道吧
邊跑著邊發射手槍是很難的事吧
如今堅強男人被往上擊打的眼球如煙火迸射