[音]囚われのうた
詞曲:友川カズキ
「囚われのうた」
つながれている人は泣いていない
泣くよりも泣くよりも悲しいのだ
朝陽も夕陽も何もない
あるのは静寂と闇と怒り
何クソ! 肉体と魂
何クソ! 肉体と魂
神経がくたくたに擦りへってゆく
絶望の刃が今振り下ろされる
時は一九七四年
誰ももはや知らぬふりは出来ない
何クソ! 肉体と魂
何クソ! 肉体と魂
春は来たに風が来ない
花の咲く音が今きこえた
権力は思想に恐怖を抱き
理想は肉親に弱気になる
何クソ! 肉体と魂
何クソ! 肉体と魂
地図の上 朝鮮国に黒々と
墨を塗りつつ 秋風を聴く
どうってことあねえよ
朝鮮野郎の血を吸って咲く菊の花さ
かっぱらっていった鉄の器を溶かして
鍛え上げた日本刀さ
「俘虜之歌」
被縛住的人們沒有哭
比哭泣還沉痛的悲傷
朝陽夕陽甚麼都沒有
只有寂靜黑暗與憤怒
可恨哪!肉體與靈魂
可恨哪!肉體與靈魂
神經疲憊不堪磨損
絕望利刃已然落下
時間是一九七四年
誰還假裝無法理解
可恨哪!肉體與靈魂
可恨哪!肉體與靈魂
春天到來風沒過來
現在傳來花綻聲響
權力對思想抱有恐懼
理想對血親膽怯不安
可恨哪!肉體與靈魂
可恨哪!肉體與靈魂
地圖上 將朝鮮國*
塗染成黑 聽秋風
這哪有什麼大不了的*
吸飽朝鮮傢伙的鮮血綻放的菊花
將偷偷摸摸竊取來的鐵器熔化
鍛造煉成日本刀
*出自石川啄木
*出自金芝河