2014年2月9日 星期日

[音]木々は春


詞曲:友川カズキ

「木々は春」

青空に群がる
淫蕩な男どもよ
喉仏の何と細く青い事
今すぐにでもさ
減らず口を叩いてさ
胸という胸の悲しみを語ってしまいそうだ

海静か 魂は病み
人々疲れ 木々は春

オーイと叫んでいるのに
誰も応えてくれない
誰も居ないのかと思うと ちゃんと居る
明るく瑞々しいものの
切なくならないよう
誰かれなく今は祈るだけだ

道尽きて 土香り
風失せて 木々は春

宝クジを買っている
老人の背骨に
ある種のオドつく懸命さがある
それはあたかも
オレ自身の傲慢さにも似て
僅かなもので懐かしいものだ

錆付いて夢 雪は花
払いのけて今日 木々は春

立去る者 居殘る者
疾風迅雷 木々は春

色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず


「群木為春」

在藍天聚集著
淫蕩的男人們
喉結處卡著瘦青玩意
現在馬上就要
放肆胡言亂語
似會道出胸中全部悲傷

大海寧靜 魂魄有病
眾人俱疲 群木為春

喂大聲喊叫
卻無人應答
是沒人在嗎 又都好好在那
明亮鮮妍的事物
不要變得淒楚
現在任誰都只能祈禱

道路窮盡 土吐清香
風消散去 群木為春

買著彩券的
老人的脊椎
挾著不安拼搏的種子
那看起來直像
我自身的傲慢
微不足道令人懷念

鏽蝕的夢 雪變花朵
今日拂去 群木為春

行即遠去 居此留存
疾風迅雷 群木為春

盛開芬芳 終會凋謝*
世間眾生 諸行無常
俗世深山 今將越過
不再耽溺 沉醉於夢


*出自伊呂波歌