2023年2月7日 星期二

[音]彼が居た―そうだ!たこ八郎がいた


詞曲:友川カズキ

「彼が居たーそうだ!たこ八郎がいた」

長い影が 無数にのびている
風は眠ったように 今のどかだ
誰もが兎になって 眼を閉じ
性格の節々が 疼き出したぞ
何が死だ! 生でもないくせに!
気狂いになる時から生きるぞ
穴の中には 幾億の群れ
群れにポトリと 彼が居た

理解ある老木が 2本も オオッ 倒れた
失意が黒々と天までも昇る
海には無言の光が降り
野という野には一面桔梗
待つものもなく 咲くことに咲く
年月が頭上を歪んですぎた
凍てついた 窓を放つと
天を見上げる 彼が居た

スタスタと人も時空も歩み去る
赤くなったり黒くなったりして
鳩に豆蒔く子らの前
無味な煙草を かさねている
遠くでメリメリ 青空が裂けた
裂けたことだけが頭にとけた
ふらついた腰に自分を乗せて
そうだそうだと首ふる彼が居た


「他還在啊ー對!章魚八郎還在」

無數長影伸展著
風兒打盹悠悠閒閒
大伙像兔子瞇著眼
性格各處疼痛襲來
有甚麼死了! 就是沒活了!
但發起瘋來還是活著
洞穴深處 幾億群居
群起簌簌 他還在啊

理解的兩株老木頹然倒下
失意黑漆漆地直奔天際
無言光線降落大海
原野上頭滿面桔梗
等都沒等 要開就開
時光在頭上歪斜錯亂
推開已然凍僵的窗戶
抬頭看天 他還在啊

人與時空疾行而去
時而變紅時而變黑
撒豆餵鴿的孩子們前
將索然無味的菸疊起
遠方緩緩斷折 藍天裂將開來
裂開的景象直往腦裡溶
被搖搖晃晃的腰牽引著
對啊對啊晃著頭他還在啊