[音]夏のアカネ
詞曲:友川カズキ
「夏のアカネ」
眼を閉じているから
屍と限らない
ちぢみあがった夏のアカネに
肩を寄せてそれらは
言だまを呑み込んで
いたのかも知れないのだ
何ひとつ活けてなくとも
花ビンの水は花のもの
花のカラダにとび込む日を
今や遅しと
身もだえ冷たく
もえさかっているのだ
何とも粗野な
私のまつりは
そっくりそのまま
私の内実で
首をもたげては
うつつを抜かすのだ
「夏茜草」
不能因閉上眼
就侷限說屍體
蜷縮的夏茜草
相互依附
或許只是
嚥下言靈
沒一朵能續命
該有的花瓶水
將花置於其中
現今已遲了
顫抖的身冷
熊熊燃燒著
有夠粗野
我的祭祀
實不相瞞
冥頑不化
暴露無遺
與現實脫節