2022年4月5日 星期二

[音]死んだ男に


原詩:石原吉郎 補詩・曲:友川カズキ

「死んだ男に」

神妙にたたずむのは 平凡と異端と
それらのノドに突き刺さる太陽

平らな一日にしてそもそもが 人生も肉欲も
認知しちゃった自恃の残りカスではないのか

君を振り向くことももう できないのか
君を振り向くことももう できないのか

髪振り乱して憤怒した 切れ切れのあの祈りが
きっと神の通じたとでも言うのか

右手をまわしても 左手をまわしても
とどかぬ背後の一点に

夜ひるの見さかい知らぬげに
あかあかともえ続ける カンテラのような

君を振り向くことももう できないのか
君を振り向くことももう できないのか

猫背の神様に背中を叩かれて
明日の朝早く遠くへ出てゆけ


「致死去的男人」

神妙地來來回回將平凡與異端
咽喉突刺進去的太陽

開始平平順順度日能將人生與肉慾
已蒂固的自恃渣滓視若無睹嗎

已經無法回頭看你了吧
已經無法回頭看你了吧

披頭散髮憤怒地斷斷續續祈願
神必能理解知曉的吧

轉轉右手 轉轉左手
就是碰不到背後那一點

是早晨是夜晚實在搞不清
明亮輝煌燃燒不斷宛若燭台

已經無法回頭看你了吧
已經無法回頭看你了吧

拍擊駝背神明的後背
明日一早速速遠去