[音]椿説丹下左膳
詞:菊池豊 曲:友川カズキ
「椿説丹下左膳」
手萎え足萎え河原者
夜をつぶし冬を捨てちまった
花のお江戸の墮胎児達の
肩からなだれる幾千の夜は
雪明りのぬくもりに照らされ
目をつぶし冬を捨てちまった
ヒョーッと唸れば ハラリと落ちる
花のお江戸の 花一輪
手萎え足萎え河原者
歌える呪文が人形となり
川鳴りさいて川面を走る
姓は丹下 名は左膳
片目片腕左膳の剣が
夢の流産何のその
ヒョーッと唸れば ハラリと落ちる
花のお江戸の 花一輪
「丹下左膳奇談」
手腳萎靡的賤民
拋開擊潰黑夜的冬天
繽紛江戶的墮胎兒們
沿肩崩毀的數千夜晚
雪光的溫暖照耀
拋開擊潰雙眼的冬天
咻地一嘯 飄然落下
繽紛江戶 花燦一片
手腳萎靡的賤民
歌頌咒語的人偶
川流奔騰踏水無痕
姓為丹下名為左膳
單眼單手左膳使劍
流產的夢毋需自擾
咻地一嘯 飄然落下
繽紛江戶 花燦一片