2024年10月23日 星期三

[音]夢の総量


詞曲:友川カズキ

「夢の総量」

胸はそこはかとなしに高鳴り
白銀のニンフに私は
かつてつながってた
らいらいと人の行き来あり
その背は鳥の声に叩かれて
花の道肩へ消えた

夢の総量は 空気であった
空気であった

虚構に身をよじらせガムをかんでいた
青春なぞ ただ白茶けた時間に
釣糸を垂れる感じ
よしんば58の額縁から
こぼれ落ちる怒りだけが
つたなき絶望のカタチ

夢の総量は 空気であった
空気であった

裏切りのサーカスは終わり バド.パウエルは 
おもむろにピアノに向かい 
空の入り口を探した 
音はやがて枝葉のように連なり 
惚けた雲間に届いたぞ 
またぞろ良い気な気分だ 

夢の総量は 空気であった
空気であった


「夢的總量」

胸口隱隱約約砰砰跳
銀白色的美女妖精
曾有過如此羈絆
與人來往熙熙攘攘
那被鳥聲追擊的後背
花之道路順肩消逝

夢的總量 一團空氣*
一團空氣

假裝嚼著折疊口香糖
青春哪褪色的光陰
垂著釣線虛度過
縱然58歲畫框套上
依舊只洋溢著憤怒
拙劣絕望的身形

夢的總量 一團空氣
一團空氣

諜影行動播畢 Bud Powell
徐徐地面朝鋼琴
尋求天空的入口
音符將如枝葉串連
直送無章的雲縫
再度 自我感覺良好

夢的總量 一團空氣
一團空氣


*語出坂口安吾

2024年10月7日 星期一

[音]デッサン


詞曲:友川カズキ

「デッサン」

草花画家は空を気にしている
走り来る者とて なきあたたかな朝に
ボヤッとした 時間だけが
あこがれに似ている
旅でもなかろうことに
ヒヨコのような 陽だまりから
今帰ったぞと 誰やもし

案外長いカラスの行水は
ザセツと絶望の夏のドンブラコ
噴水は冷たい花火か
天女の唇がキラキラする
チャランポランに加速がつき
遊んでるうちに白髪になった
またぞろ新人 月の使者

地べたにほのかな影がゆれてる
たぐり寄せると老人が将棋をしていた
おかめ八目にカサカサと
サクラの葉っぽが落ちてきた
使者は月からではなかったのか
何やら夕暮れに人ぼうぼう
王手はそれじゃいつうたれる


「素描」

花卉畫家關注起天空
暖和早晨沒東西奔走
就恍恍惚惚的時間
心馳神往地摹擬著
不是出門旅行
如雛鳥匯聚的陽光處
即將歸來的或許有誰

意料外的長時間沖澡
挫折絕望的夏日載浮載沉
噴水池是冰冷花火嗎
仙女嘴唇閃閃動人
吊兒啷噹持續加速
玩到已然白髮蒼蒼
新人再度降臨 月之使者

地面若隱若現鬼影幢幢
拉近跟前是老人下將旗
旁觀者清沙沙作響
櫻花嫩葉紛紛揚揚
使者不再從月降下嗎
為何夕照下人聲鼎沸
何時才要來將死取勝

2024年10月4日 星期五

[音]ありがとう絶望


詞曲:友川カズキ
英譯:大関直樹 中譯:しゅんじん

「ありがとう絶望」

ありがとう絶望
ありがとう悲惨
ありがとう苦渋
君はいつも僕のそばにいた
人恋しさでもなく
物狂おしさでもなく
ただ、僕はずっとここにいた

流れてゆくものと
流されてゆくものを
あっけらかんと見つめていただけである


「Thank you for my despair」

Thank you for my despair.
Thank you for my misery.
Thank you for my pain.
You've stood by me anytime.
Merely I've been here for a long time
Not because of solitude or insanity.

I've seen which flows or is flown
with imperturbable calm.


「謝謝你絕望」

謝謝你絕望
謝謝你悲慘
謝謝你苦澀
你總是隨伺在側
不是來取暖
不是在發瘋
我只是一直原地不動

流逝著的
被帶走的
傻傻地看著