[音]寂滅
詞曲:友川カズキ
「寂滅」
膝頭を砕いて仕える
兄の無念を何に晴らそう
退屈な事実の百に
いいことひとつあればいい方なのだ
ふわりと子供を背負って走ろうか
果てというの本当にあるなら
青い脳味噌の中を
寂滅のうたが流れる
ざらついた背骨を
舌と涙で清める夜
遊びという社会も
そうだったんだという空想も
自殺した学生の下着のように
そのうちそれさえどうでもよくなる
目先の錯乱の中を
寂滅のうたが流れる
けなされると単純に頭にくるが
ほめられると複雑に嬉しい
まとわりつけた鋭角な未来も
いつしかよくある昨日になってゆく
汚れた二十八年の過去を
今すぐ叩き潰してやろうか
ああ創らず動かず語らず
寂滅のうたが流れる
「寂滅」
膝蓋跪碎來侍奉
一掃哥哥的懊悔吧
千百種欲振乏力的事實
就不能有一件好事嗎
輕飄飄地背着小孩跑嗎
這樣就真能有個結果嗎
青色的腦汁裡
流著寂滅之歌
粗糙不平的脊椎
用舌與淚清理的夜晚
嬉鬧遊玩的社會
您說的是的空想
就像自殺學生的內衣
不久將來都無所謂了
眼前的錯亂中
流著寂滅之歌
貶抑會起單純憤怒
褒獎會生複雜喜悅
死纏著的銳角未來
遲早會是常見過去
過去髒污的二十八年
能否立馬痛擊敲碎
啊啊不創造不動作不言語
流著寂滅之歌